NSCLCの治療の安全性
安全性の概要(安全性解析対象集団)[副次的評価項目]
有害事象はオプチューンルア+SOC併用群では97.2%(137例)、SOC単独群では90.8%(128例)に認められました。

グレード3以上の有害事象(安全性解析対象集団)[副次的評価項目]
全グレードで発現率15%以上の事象における、グレード3以上の有害事象の発現率は下表のとおりでした。

グレードはCTCAE v5.0に則り分類した。
オプチューンルア+ドセタキセル併用群では、1例がオプチューンルア+ICI併用療法、1例がICI単独療法を受けた。ICIを投与する集団では、1例でドセタキセルを投与した。
オプチューンルア デバイス関連有害事象(安全性解析対象集団)
[副次的評価項目]

オプチューンルア+ドセタキセル併用群では、1例がオプチューンルア+ICI併用療法、1例がICI単独療法を受けた。
※1 グレード4または5のオプチューンルア デバイス関連有害事象は認められなかった。
※2 1例において、「感染症および寄生虫症」および「皮膚および皮下組織障害」各有害事象を1件ずつ発症したため、本症例は1例とカウントされた。
※3 オプチューンルア+SOC併用群およびSOC単独群では、5%以上の患者にグレード3~ 5の有害事象が認められた。
オプチューンルア デバイス関連重篤な有害事象の内訳は、オプチューンルア+ICI併用群でグレード3の気管支胸膜瘻が1例、オプチューンルア+ドセタキセル併用群でグレード2の皮膚炎が2例、グレード2の皮膚潰瘍が1例、グレード3の皮膚感染症が1例であった。
【使用目的又は効果】
本品は、切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌と診断された成人患者で、白金系抗悪性腫瘍剤を含む化学療法で増悪後に、PD-1/PD-L1阻害剤との併用治
療に適用される。