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試験デザイン

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本試験には、一部国内における承認された使用目的又は効果の範囲外の症例が含まれますが、承認時評価資料のため紹介しています。

【試験概要】

目的

プラチナ製剤による治療中または治療後に進行したステージ4の非小細胞肺癌患者に対し、免疫チェックポイント阻害剤(ICI)またはドセタキセルとオプチューンルアの併用、または非併用の有効性と安全性を検証する。

試験の種類

前向き、非盲検、多施設共同、第Ⅲ相(ピボタル)、無作為化試験

※1 医師の選択によるICI(ニボルマブ、ペムブロリズマブ、アテゾリズマブのいずれか)またはドセタキセル
ECOG PS:Eastern Cooperative Oncology Group Performance Status、SOC:標準治療

対象

プラチナ製剤による治療中または治療後に進行したステージ4の非小細胞肺癌患者291例

治療方法

オプチューンルア:150kHz、≧18時間/日
ドセタキセル※2:75mg/m2(体表面積)を1時間以上かけて3週間間隔で点滴静注する。
ニボルマブ(遺伝子組換え):1回240mgを2週間間隔または1回480mgを4週間間隔で点滴静注する。
ペムブロリズマブ(遺伝子組換え): 1回200mgを3週間間隔または1回400mgを6週間間隔で30分間かけて点滴静注する。
アテゾリズマブ(遺伝子組換え)※2: 1回840mgを2週間間隔、1回1200mgを3週間間隔、1回1680mgを4週間間隔のいずれかで60分かけて点滴静注する。
※2 国内承認外の用法及び用量が含まれます。国内で承認された用法及び用量については各製剤の電子添文をご参照ください。

評価項目

主要評価項目:ITT集団全体の全生存期間(OS)
副次的評価項目:ICI使用群のOS(優越性)、ドセタキセル使用群のOS(優越性)
その他の副次的評価項目:ITT集団全体のQOL[EORTC QLQ C-30質問票(LC-13追補版)] 等
安全性評価項目:デバイスまたは薬剤に関連するすべての有害事象の重篤性および頻度

解析計画

OSをKaplan-Meier法を用いて推測し、群間差をLog-rank検定を用いて検討した。
OSについて1回の中間解析が規定されていた。なお、本試験では、中間解析および最終解析のα値はO’Brien and Fleming spending functionを用いたLan-DeMets法に従って計算した(中間解析では約0.00306、最終解析では約0.04694)。
中間解析で主要評価項目がp<0.00306とあらかじめ定義された閾値を満たした場合、有効性に関して試験は早期終了することが規定されていた。
また、最終解析におけるLan-DeMets O’Brien-Fleming法に基づく主要評価項目であるOSの統計学的有意性の更新された閾値は、ITT集団で0.0462であった。
多重性を避けるため、副次的評価項目の検定は階層的に行われ、主要評価項目であるOSがあらかじめ定義された閾値に達した後に行った。

<解析対象集団>
すべての有効性解析はITT集団を対象に行った。
ITT集団※3:291例(オプチューンルア+SOC併用 145例、SOC単独 146例)
安全性解析対象集団※4:282例(オプチューンルア+SOC併用 141例、SOC単独 141例)
※3 無作為化された全例  ※4 本試験で介入治療を受けた全例

最終解析

2023年10月3日(データカットオフ日)

【使用目的又は効果】
本品は、切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌と診断された成人患者で、白金系抗悪性腫瘍剤を含む化学療法で増悪後に、PD-1/PD-L1阻害剤との併用治療に適用される。

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